2013年3月8日金曜日

唐津焼・藤ノ木土平の心

ギャラリーの庭では「わびすけ」の白とピンクが満開です。
利休がこよなく愛したというこの椿・・・・。
樹々が冬枯れで寂しい風景の中に花びらが
春の香りを告げてくれます。
毎日、メジロが蜜を求めてやってくるのを
見ていると心が癒されます。

年末から新年の2月にかけて
いろいろバタバタがありまして・・・
ケジメのつかない年明けとなりました。
という事で
今年もよろしくお願い申し上げます。

ほのぼのと優しい土平さんの器

九州は佐賀県、唐津の海に沿って唐津城、虹の松原が美しい土地。土平さんの工房からも青い海が遥かに見渡せます。
利休や織部に愛された茶器で有名な唐津焼、その中土平さんは食器も多く制作している作家さんです。
新作/朝鮮唐津大皿

伝統の技術に加えモダンで力強い作品が人気です。現在は、ご子息と二人で作品を意欲的に制作していす。全国にファンが多く、市場にでる作品の数は多くありません。
土平さんの器の特徴は、洋食でも和食でも包み込んでしまう、大らかさが魅力でしょうか。しっかりした手ざわりながら掌に軽く納まり、その繊細な感性が優しく伝わります。
唐津焼も、長年じっくり使い込むことでなんともいえない味わいが滲みでる、陶器の良さがあります。                                                            




●3月のセミナー
今月で4回目のセミナーとなる「書で遊ぶセミナー」。
『篆書』『甲骨分』と学び今月は『金文』を教えていただきます。
この文字は、紀元前1050年・周の時代の文字です。
毎回、皆さんは古代文字の意味と知り、書き、と心から楽しまれてきました。
今回も、参加人数が6名の限定ですので、早めにご予約をお願いいたします。


■3月24日(日)  13:30〜15:30
■講師 宮野玄妙             
■参加費  3,000円
■応募人数  6名
 道具・紙類は、こちらで準備いたします。
●問い合せ/03−3411−2968





昨年の秋、気まぐれに植えた球根なのに
春の便りと共に
可愛い花を咲かせてくれました。

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