2011年9月19日月曜日

輪島塗セミナー開催します

緑の中、ピンクの優しさがひときわ目立つコスモスです
朝晩は、しのぎやすい気候になりましたが、昼間は暑いので夏バテを抱えたまま秋バテになりそうです。でも、小さな虫たちは、夕方から元気に鳴いてくれるのできっと秋は来るのでしょう。相変わらずちょっと遅咲きのギャラリーの庭に、コスモスが咲き始めました。ソヨソヨと風に吹かれる花は可憐でいいですね。

『基本の基セミナー no.2』
[輪島塗を識る]
輪島漆芸作家  山岸一男(やまぎしかずお)
9月23日(金)  14:00〜15:00

輪島沈金家紋オーダーメイド重箱
幅150mm奥行150mm高さ150mm
21万円(税込)
工芸界で、もっとも大きな展示会である『日本伝統工芸展』(三越本店)が今年も始まります(9月22日〜)。若手にとってはこの工芸展に出品できるかどうかが登竜門となり、人間国宝の作品も一同に並ぶ日本の伝統工芸を代表する展示会です。山岸さんも出展され、その合間を見て当ギャラリーに来てくださいます。
山岸さんは、輪島生まれの輪島育ちという幼い頃から漆器を身近かにしてきた生粋の漆芸家です。漆芸もいろいろ技法がありますが、山岸さんは、沈金という技法を得意とし、その繊細で優雅な表現力があります。
ただひたすら漆工芸を作り続けてきた、その作品には見る人を魅了する不思議な世界にあふれています。



ひと彫りひと彫りに金を埋め込んでいくのが
沈金技法
当ギャラリーには、山岸さんの好意により「家紋入り三段重」をオーダーメイドでご紹介しています。
山岸さんの人柄が物語るように飾り気のないおおらかな性格から繊細ながら、優しさに溢れる表現が作品にもよく出ています。輪島塗の基本がよく分かる貴重なセミナーです。みなさまの参加をお待ちしております。









■9月29日(木)〜10月10日(月)ー期間中定休なしー
秋の特別展示会「土楽の土鍋たち
ー期間中、土鍋で炊いたお粥パーティ開催!!ー
秋を感じたらすぐに冬です。今年の冬も寒さが厳しいそうな・・・。そんな季節にはやはり鍋料理ですね。土鍋は、昔から土で作られます。その土質が土鍋の堅牢さを分けるのです。土鍋なら日本で一番と言われる「土楽窯」は、伊賀の里にある代々の窯元です。
伊賀の土と微妙な洞張具合は、鍋の味を一層引き立てる「不思議な鍋」です。蓋も伝統的なデザインからモダン系まで、取り揃えました。サイズも2人用から5人くらいまでと豊富です。その他、グラタン皿、野菜スープ鍋など洋食用の鍋もあります。ちりれんげ、取皿とその品数はたっぷり・・・。今年の冬の準備として、そろそろ鍋の取り替え時期とお考えの方は、ぜひ日本一の土鍋をご覧ください。価格は4000円〜2万円位です。

優しい午後の日差しの中でお茶を。
そんな“ゆとり”を持っていますか・・・

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